販促物内製化の本当のメリットは経費削減ではありません。印刷内製化はデザイン労力や時間もかかり、インクコストよりネット印刷のほうが安い。では、本当のメリットは? ①ブランディング②ターゲティング③シェアリング沿った時系列の営業企画から、自社の潜在価値を引き出し事業拡大の可能性を広げることです。
集客→販売→サブスクに向けた情報戦略と営業のしくみをITサービスとともに作り運用する
ITツールを使う自社運営への移行とネット印刷など経費削減効果のある販促手段を併用する
情報戦略を内製化することの大きなデメリット「客観性の担保」を理解し運用する人材を養成
超一流企業とは違い、一般的に中小企業や零細企業、特に地方都市の小さな企業であれば、Aランクの大学を卒業し一流の仕事ができる選ばれた人材で構成される組織はありません。しかし、同時にどんな小さな企業にも仕事ができる人材が育ち、組織をけん引していることも事実です。この現場で力を発揮する人材が集まる集団にすることこそ、企業成長の基本と言えるでしょう。
では、人材が潜在能力を活かし短期間で企業の戦力として成長するしくみはどのように作れば良いのでしょうか。その1つが、IT時代のマーケティングを支える情報編集力、そして情報戦略コーディネーターとしてのスキルを事業活動の軸において戦略的な取り組みをすることです。その基本は、言語化と抽象化つまり要素を体系的に整理しイメージとして構成し実際に行動する能力です。
「頭が良い」という曖昧な言葉をよく耳にします。高学歴の人たちは受験勉強の成果とも重なるように膨大な情報を論理的に理解し自分なりに再構築して全体がイメージできるため、物事の理解が早いものです。頭がよくて仕事できる人は「1.特定の課題に対して関連要素を体系的に括り」「2.ポイントを絞り構造化し」「3.実現可能な行動に移す」という取り組みに長けていると言うことができます。膨大な情報が氾濫する現在、これはお客様との情報を共有するための販促ツールのコンセプト設計にも反映される考え方です。
普通の人材一人ひとりが、全体のプロジェクトを通して能力を開発しチームとして総合力につながる。この事業活動を組み立てるのがリーダーの役割であり、そのときに思考と事業活動の進行プロセスを共有するためのツールがITサービスです。このITサービスを、プロジェクト展開から細かな戦略ツールとして活用するビジネスモデルが、DX(デジタルトランスフォーメーション) と言われる事業運営モデルです。
難しい、あるいは個別のサービスをすべて導入すればうまくいくという話ではなく、何からどう取り組むことなのか。その取り組みの1つとして考えられる方法が、ExcelやWordなどオフィスツールと、クラウドとして提供されている情報共有ツール(GoogleやMicrosoftのサービス)を使って、自社プロジェクトを実践してみることと言えるでしょう。
Word DTP Proは、総務DX 営業DX 採用DXの3つを簡単な取り組みから進めるDX戦略を提案しています。目標は「経費削減」「営業力強化」「人材開発」です。
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