営業企画提案

セレンディピティ アイデアはどこから湧き出る?

どんな組織にも、学歴に関係なく積極的に事業を展開する人がいます。一方で、大学卒のブランドは持っているのに、軽い分析と評論はするけれども自分では具体策をまったく打ち出さない人もいます。

若いときから自分では行動しないから、何をやって良いか分からない。この積み重ねですが、年齢を重ねると小さな取り組みが恥ずかしくて、そのまま何もできない管理職へと進むか、組織から排除されます。

何かを企画して行動する人たちの根底にあるのは、「1.こうすれば目的に沿った事業ができるのではないか?」という重いと自らを動かす積極性があり、そこに「2.提供したいモノやサービス」があり、「3.対象となる人たち」がいて、今をイメージして出口のアイデアを考える際には「4.季節や社会背景」が浮かび上がる。最後に「5.アイデア」という流れになるでしょう。

この5項目を言語化するだけでも、アイデアは浮かんでくるはずです。

2つのステップでセレンディピティから具体的な企画へと流れを進めます

言語化

5つの要素を言語化する方法の1つとして、正方形枠に配置してみましょう。最上段に「目的」があり、その下に「モノやサービス」と「対象となる人」を置きます。その下に「季節や社会背景」を置き、「アイデア」へという流れを構成してみます。

抽象化

言語化すればある程度、企画の全体像が浮かびます。その全体像を展開イメージとして膨らませ、時系列に組み立ててみます。そこに浮かび上がる光景が事業目的と重ねて明確な答えとなっていれば、企画として成立するはずです。あとは具体的なプランとして計画します。

販促物内製化とは、簡単に言えば「自分のパソコンでコンテンツをデザインし、社内プリンターやWebサイトで公開する作業」です。ただし、編集作業という枠を少し広げてみれば、その背景に、情報を客観的に見る習慣の定着からプロジェクト全般に関わる思考作業にも大きく影響していることがわかります。

なぜ販促物内製化を推進するのか、あるいはどういう効果を求めればよいのか。もっといえば、ITを活用するスキルを持つ人材がいればどのように企業活動に好影響をもたらすのか。そういった幅広い視野のなかで、販促物内製化とビジネス編集力について情報を共有しながら実践を通して活用ノウハウと実践方法を深めていきます。

ITサービスの設計コンセプトは「情報共有」

営業企画を考えるための3つの基本~小さな会社が生き残る1つの具体策

コロナ禍で旅館業などは代理店巡りをしていた従来型の営業スタイルが取れなくなり、財務状況が悪化した企業もあるでしょう。ネット受注のみで団体客誘致のための営業活動はできない、企画プランは従来型の「〇〇料理プラン」では、新たな魅力を具現化して苦境を乗り越え、未来へのステップを踏むことは難しくなります。飲食業のなかには2年前に始まった第一波に準備を開始し、1年以内に新たな店舗をオープンした例もあります。

何も手を打てない企業と、戦略を打ち出し次の時代へ備える企業との違いは、どこにあるのでしょうか? 答えは簡単です。有能な人材(学歴ではない)がいるかいないかです。小さな会社が生き残るか時代の波にのまれてしまうかは、学歴に関係なく、いまならインターネットマーケティングを運用できるかできないかに左右される可能性が高くなっています。その理由は、世界が向かおうとするマーケティングスタイル(purposeとbalance)GoogleなどIT企業が打ち出すサービス共通意図しくみにあらわれています。

では、営業企画はどのように立てて行けばよいのでしょうか。その流れを論理的に解説します。まず、3つの基本(STP)を踏まえながらインターネットマーケティングのセオリーに沿って5つの流れで考えてみましょう。

5つのステップで営業企画と戦略を組み立てる

1.商品

販売強化商品をカテゴリー化して営業企画を作ります。

2.コンテンツ

営業企画は商品とコンテンツが一体となって考えていきます。

3.共有価値

利用シーンを想定して将来イメージを明確にします。

大まかなイメージを創り出す思考の基本は「要素の体系化」です。商品群はカテゴライズして、たとえばテコ入れをしたい商品に集中します。

コンテンツを同時に考える理由は、検索ワードと組みあわせて考えるためです。キーワードプランナーを使い、関連するキーワードを検索数と合わせて確認します。大まかな情報を得たうえで体系化した概要を「抽象化」し、論理的整合性や批判的に評価します。

STPを基本に1つの仮説ができたら、次のブランディングとの整合性から具体的にポジショニングを決めます。その商品と戦略がお客様の検索シーンや心理に重なるのか思い浮かべ、行動計画へと移っていきます。

4.ブランディング(誰に何が)

ブランディングは商品とお客様をつなぐ戦略の1つの基本軸となります。

5.バリューシェアリング(誰と何を)

売上に直結する検索数はデータとして誰でも確認することができます。

営業企画例(旅館のミドルランク一般客室を埋めるための営業企画例(思考プロセスを紹介するサンプル)

1つの質問から全体構成を生み出すためにA4×00ページ以上の図解資料を用意

営業シナリオを無料で作成

パソコン1台あれば、営業活動に必要な自分メディアは編集することができます。

ただし、商品PR用用のチラシやカタログを用意することではありません。当然、商品は基本です。「誰のために」「どのように貢献する商品なのか」をまず明確にしてみる必要があります。そのための言語化と抽象化を、第三者の客観的な視点から組み立てる設計サービスです。

営業活動の切り口、打開策の1つの突破口として参考になるヒントが見えてくるはずです。

パソコン編集による企業出版マーケティングを支援するWord DTP Proは、無料でシナリオをA4×1枚の図解図として用意します。

販促物内製化
人材開発

販促ツール内製化&ビジネス編集力の概要