オウンドメディアを活用して独自のマーケット

 ブルーオーシャンを探り出す

オウンドメディアには2つの可能性があります。1つは、ある特定商品に対して対象となるキーワードを設定し、関連する情報(記事と写真)で組み立てることで目的とする検索来訪者を集客する方法です。もう1つは、関連するキーワード群を複数設定してまず特定の商品を販売するメディアを用意、さらに検索キーワードの実績を調べることで新たな商品開発のきっかけを得るという方法です。

前者はオンリーワン商品がすでにある場合に有効。後者は、戦略的に複数の商品に絡めて複数商品を販売する場合に利用できます。

いずれも、基本は1.ブランディング 2.ターゲティング 3.バリューシェアリングという時系列で構成する3つのフレーズに沿って組み立てていきます。また、Googleアナリティクスやサーチコンソールを使って継続して評価する必要があります。

1.ブランディング

店舗、商品、販売員の特性とともに、「強味」や「どうしたいのか?」を客観的にイメージし、言語化してみるとよいでしょう。言語化とは仮説を記事にすると簡単に確認できます。

2.ターゲティング

セグメンテーションを行い、想定するお客様のパターンをイメージします。年収分類とマンション住まい、年代など3つの構成要素から購買パターンを設定します。

3.バリューシェアリング

人間はイメージしたものに対して、欲求へのスイッチが入るものです。テレビCMでもシーン映像が採用されています。そのシーンを共有価値としてエビデンス情報も入れ込みます。

ほったらかしでも高単価商品が売れる、それがインターネットマーケティングの魅力です。

身近なところでも営業の手立てがなく倒産してしまった企業を複数社見てきました。

50人程度の小さな企業の場合、資金力というよりも「営業の手立て」に行き詰ったことが理由でした。営業企画が原因の1つです。資金は補助金や借入など、対応可能な手立てはたくさんあります。

まず、何ができるのかを見極めるためにも、インターネットマーケティングのセオリーに沿った取り組みから開始してみましょう。理由は簡単。世界のマーケティング戦略の流れもその動きに連動していること。そして重要なポイントは、無料のITサービスを使って開始できるという点にあります。

3つのポイント「商品」「営業方法」「コンテンツ設計」

最初は大きな成果の準備段階として「小さな成功モデル」を獲得する考え方で取り組みます。1商品100万円でも×3個なら300万円は積み上げることができます。そこから第2ステップを踏みだす構想でスタートすれば、早い段階で経験曲線に見られる急カーブの上昇へ転換するターニングポイントが見えてきます。

インターネットマーケティングと営業企画

パソコンは誰でも使うことができます。販促を考えるときに浮かぶデザインを気にする必要はありません。簡単な記事を書いて簡単な画像編集ができる最低限の編集テクニックがあれば十分です。

ポイントは、インターネットマーケティングのセオリーに沿って「商品」「営業方法」「コンテンツ設計」を行うこと。思考モデルを見える化した図解資料を用意していますが、STPを思い浮かべてみるとよいでしょう。

ただし、多くの人はこうした理論はわかっていながら、いざ取り掛かるとどうしてもマスメディア広告の展開へと流れを変えてしまいます。このターニングポイントで遠回りしないためにも、最初は大きな成果を求めずに「1つの成功モデル」を作る取り組みに徹してみると、短期間で意外な効果の実感へとつながります。

0円でもできるITサービスを活用する」「パソコン編集スキルを活用する

ITサービスを活用する

ITサービスを知り無料だから使う、あるいはトレンドだから使うということは1つのきっかけに過ぎません。

この無料サービスは、世界の頭脳が世界のマーケティングのトレンドを先取りする形で開発していることを合わせて知ることで、自社に合った活用方法の習得自社独自のビジネスモデルとして活用することができるようになります。

パソコン編集スキルを活用する

パソコンを使ったテキスト入力や簡単なデザインは、誰にでもできるようになりました。パワポが得意、Excelが得意な方もいるでしょう。

Word DTP Proは、営業企画分野での活用を主なサービスとしています。テキスト、画像、動画編集の3つを基本としています。その理由は、コンテンツ編集こそ商品企画に直結しているという考え方に基づいています。

売上拡大+経費削減+人材開発まで包括した組織マネジメント

デザインを別途外注しても少部数印刷経費は半分に!

組織マネジメントまで実現すればチームプロジェクトから個の持つ潜在能力を引き出し強固な営業体制が作れる

販促物を自社で制作する目的は、軽費削減とともに広告代理店に依存するマスメディア広告戦略から、オウンドメディアを活用したプロジェクトの推進への積極的活用にあります。

チームによるプロジェクトのなかで新たなニーズに商品を提案するターゲティングにシフトした販売戦略を展開することによって、個々の人材の潜在能力の引き出しと組織力強化につながる効果を最大化することができます。