販促物内製化の本当のメリットは経費削減ではありません。印刷内製化はデザイン労力や時間もかかり、インクコストよりネット印刷のほうが安い。では、本当のメリットは? ①ブランディング②ターゲティング③シェアリング沿った時系列の営業企画から、自社の潜在価値を引き出し事業拡大の可能性を広げることです。
ワードでもイラストレーターに近いDTPデザインが可能です。段組みにも対応。ネット印刷であればそのままPDF保存してアップするだけ。Wordアートに頼るより図形枠を使うと簡単。
ワード同様パワーポイントでもDTPデザインが可能。段組みはWordより劣りますが、アニメーションや動画も視野に入れると、編集に慣れると便利です。
パーソナル編集長という編集ソフトは必要ですが、段組みなど記事を主体としたチラシやリーフレット編集は、ストレスなく動作します。A3判の新聞編集がスムーズです。
ワードチラシもパワポチラシも、パソコン編集によるチラシは折り込みチラシなどマスメディアによる配布拡散型のチラシとは少し役割が違います。どちらかというとセールチラシというよりも個別配布型リーフレットとしての役割が強いかもしれません。ワードチラシやパワポチラシの作り方を、
目的に合うコンテンツ設計
手に取ってみたくなるデザイン
という2つの観点から考えてみましょう。
チラシを受け取ったとき、「衝撃的な安さ」だったらすぐに買おうという気持ちに変わるでしょうか? 商品によって異なりますが、ランダムにチラシを配ったときの経験値でみる反応率はおおむね3%程度もしくはそれ以下を目安にしておくとよいでしょう。つまり1000枚配布したら3人から30人が行動に移すという想定にしておくことがまず基本です。
しかし、既存客のお得意様にDMとして配布すれば、もっと多くの方が購入するでしょう。セールチラシであっても、30点数入れておけば気になる商品が見つかる可能性が高くなります。
一方、テレビショッピングを例に見ると、一部の熱狂的なファンを除けば、展開を見ているうちに知らず知らずその商品が欲しくなってしまうこともあります。途中で、商品価格が気になりだし、さらに最終部分で価格が発表されると自然に「買いたい」という欲求に変わってしまいます。これは情報の流れに秘密があります。Webサイトに例えれば、LP(ランディングページ)と呼ばれるコンテンツということができます。
ランダムに配布したときのチラシ反応率は3%以下
DMとして既存客に配布すれば反応率は高くなる
テレビショッピングは商品説明が加わり欲しくなる
ワードチラシやパワポチラシのように、PCでデザインして、手配りで配布する場合は、2と3の考え方を頭に置いておくとよいかもしれません。
既存客にDMなどで配布するチラシは、目玉商品や季節商品など大きなテーマとともにカテゴリーごとに分けてお買い得商品として配置すれば、比較的高い反応率があるでしょう。
しかし、セールというよりもキャンペーンセールという打ち出しで特典を用意することで新規客あるいは見込み客を獲得する役割を持つチラシは、コンテンツ内容をしっかりと組み立てる必要があります。この場合、たとえば飲食店や居酒屋店舗が店頭や街頭で手配りするチラシはセールチラシが有効でしょう。しかし、保険や健康食品などであれば、いきなりセール価格よりも、その機能や効果を知ってもらったうえで最後に特典や販売価格の案内という流れで設計することもあります。
この流れは、WebページのLPページやテレビショッピングの展開と合わせて考えてみることができます。つまり、その商品の特徴やメリットをしっかりと伝える情報が必要になってきます。
その情報コンテンツの考え方の基本が、
共通認識
共感価値
共有価値
の3つ。この3つに沿って、シナリオを展開します。
下段のチラシ(リーフレット例)は、ある不動産会社の営業用手配りリーフレットです。誠実なセールを基本とする同社は、消費生活センターに寄せられるクレーム数をエビデンスとしてまず共通認識を持っていただくコンテンツを設定しています。同時に、法律や顧客満足度を重視した営業姿勢に共感を得てもらい、お客様本位という価値の共有へという流れでコンテンツが設計してあります。
3つのポイントを設定し、企業とお客様を、社会背景に基づいた信頼性の高いビジネススタイルのアピールをすることでつないでいます。これが新規営業に活用できるコンテンツの一例です。
キャンペーンは終了しました。
PC編集の基本は、テキストライティングと画像編集です。ライティング手法もさまざまあり、画像編集も複数の画像をシナリオ化してWebサイトのLPページを構成したりパワポを含めて動画へと展開します。
Word DTP Proはこれらすべての情報編集コンテンツ化サービスを提供します。
加えて、組織内に有形・無形の状態で蓄積されている情報のナレッジ化を支援、デプスインタビュー技術などとともに「ひらめき」に変え、プロジェクト実践もサポート。